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作品紹介その4『SUNNY』〜大ヒット映画が世界初の舞台化!誰もが知っている80年代J-POPで彩る~

こんにちは!梅田芸術劇場公式note編集部です。

6月は今月末に開幕する『SUNNY』を特集🎵📻
まずは作品について、そして注目ポイントやキャストもご紹介します。


『SUNNY』とは

日韓で大ヒットした映画「SUNNY」が、今回世界で初めて舞台化。懐かしの80年代J-POPSが彩る舞台として新たに生まれ変わります!

2011年、カン・ヒョンチョル監督により韓国で製作された「SUNNY」(邦題「サニー 永遠の仲間たち」)。

主人公が離ればなれになっていた学生時代の仲間たちを捜していく過程で、“人生の主人公は自分”ということを思い出し、
やがて学生時代以上の友情で結ばれる、というその作品に込められた強いメッセージが幅広い層から支持されました。

(韓国映画「SUNNY」の魅力について、韓国エンタメライターの桑畑優香さんにコラムを書いていただきましたので、こちらもぜひご覧ください!👇)
~原作映画「サニー永遠の仲間たち」の魅力とメッセージ~


その後、アジア各地で現地の文化を取り入れたリメイク版の映画・ドラマが製作され、日本でも2018年に映画「SUNNY 強い気持ち・強い愛」が公開されました。

そしてこの大ヒット映画「SUNNY」が、世界で初めて舞台に!
今回は、バブル絶頂期だった1980年代と現代の日本が舞台。80年代のヒット曲に乗せて、ストーリーが進みます。

脚本・演出は、NHK「とと姉ちゃん」、TBS「石子と羽男―そんなコトで訴えます?―」の人気ドラマや映画、舞台などで、幅広く活躍される西田征史さんです。

そして振付は、あの「バブリーダンス」で注目されたakaneさんです。

あらすじ

1980年代、とある女子高生たちが仲良しグループ”SUNNY”として青春時代を過ごした。

月日は流れ、元“SUNNY”の一員で、今は主婦となった奈美は、反抗期の娘と仕事で出張の多い夫とではあるが、何不自由ない暮らしを送っていた。

ある日、奈美は“SUNNY”のリーダーであった千夏と偶然再会し、彼女が大病のため余命1カ月と宣告されていることを知る。

そして病床の千夏からある頼みごとをされる。
それは、バラバラになってしまった“SUNNY”のメンバーにもう一度会いたい、というものだった。

彼女の願いを叶えるため、奈美は探偵を雇い、かつてのメンバーたちを探し始めるのだが──。

相関図

舞台『SUNNY』の注目ポイント

その① 80年代の日本とJ-POP

“SUNNY”のメンバーたちが青春を謳歌した高校生時代は、韓国映画では80年代の韓国が舞台で音楽は洋楽、日本版では90年代のJ-POPSが使われましたが、
今回の舞台では、80年代の日本でJ-POPSが使用されています。

なぜ今回、80年代の日本を選んだのでしょうか?
脚本・演出を担当する西田さんは、80年代のアイドル達が輝いていた姿にエネルギーを感じ、この時代に憧れがあったそう。

今の若い世代にも愛される80年代J-POPですが、
舞台化するにあたり、それらをふんだんに使いながら、なつかしく振り返ることができる作品なら楽しいのでは?と考えられたそうです。


その②音楽と振付

ストーリーも見どころですが、映画版と同じく音楽も見どころの一つ
今回の『SUNNY』には、誰もが知っている80年代の曲がふんだんに盛り込まれており、大人になった彼女たちに寄り添った様々なナンバーが登場します!

そのナンバーにキャストの生歌が入り、
そしてakaneさん振付の80年代当時の雰囲気を再現したエネルギッシュなダンスもあり…
と文字通り、てんこ盛りです。(皆さんが思っている以上に「踊っている!」と感じるのではないでしょうか…!)

「バブリーダンス」の振付を手がけたakaneさんですが、今回の作品のための振付稽古の様子が先日公開されました。

実は上記のセットリストにある曲以外にもまだまだあり、どれも一度は聴いたことがある80年代を代表する曲です。当日お楽しみに!


その③今回の舞台化にあたって

西田さんによると、今回の舞台では原作のストーリーを活かすため、話の展開は変えず、舞台の使い方を工夫することで、
映像を見ているかのように場面転換出来るように工夫されるそう。

舞台版は、大人になった“SUNNY”のメンバーたちの時間をオリジナルで膨らませており、現代において千夏と出会ってメンバーはどのように変わっていくのか?その点がメインテーマになるとのこと。

そもそも韓国映画版では“SUNNY”のメンバーが7名なのですが、今回の舞台ではメンバーは6名
これは西田さんが、“SUNNY”メンバーを一人一人深掘りしていく中で、2人の役どころを1人にまとめたそうなのですが、それは誰なのか?
その点にもぜひ注目してみてください。

そして映画の最初のシーンは主人公の朝の日常のシーンから始まりますが、今回の舞台ならではの、違うシチュエーションになるそう。
原作をご存知の方には、映画と異なる点もお楽しみいただけると思います。

メインキャスト紹介

まず、平凡な主婦として暮らす中で、“SUNNY”の再集結に向け奔走する奈美役を花總まりさん。
“SUNNY”のリーダーで、現在は大病を患う千夏役を瀬奈じゅんさん。
学生時代から大変貌を遂げセレブな暮らしをするみどり役を小林綾子さん。
保険会社で日々パワフルに働く桜役を馬場園梓さん。
そして、裕福な家庭で育つも現在は生活苦にある好恵役を佐藤仁美さんが演じます。

また、奈美の女子高生時代を演じる渡邉美穂さん(「日向坂46」出身)。
千夏の女子高校生時代を演じる須藤茉麻さん(「Berryz工房」出身)。
さらに、メンバー探しのため奈美が依頼する探偵を片桐仁さんが演じられます。


青春時代を謳歌した仲間との大切な時間がふたたび動き出す――。

温かな絆に包まれた作品である『SUNNY』は、
映画をご存じの方も、ご存じではない方にも共感いただけると思います。

お一人でももちろん、ご友人やご家族などとご一緒に、
この作品をお楽しみいただけたら嬉しいです。

『SUNNY』の作品紹介、いかがでしたか?
次回は稽古が行われている現場をレポートいたします!お楽しみに♪

お得なチケットも発売中!詳しくは公式サイトから👇

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『SUNNY』概要
■脚本・演出:西田征史
■振付:akane
■出演:花總まり、瀬奈じゅん、小林綾子、馬場園梓、佐藤仁美/渡邉美穂、須藤茉麻/片桐 仁

川村咲季、横岡沙季、古沢朋恵、伊藤友惠、伊藤彩夏、池田晴香、飯沼帆乃佳、菊田万琴、浅倉智尋、鈴樹志保、井阪郁巳、寺田彩乃
■公演日程:
〔東京〕2023年6月26日(月)~7月5日(水) 東京建物 Brillia HALL  (豊島区立芸術文化劇場)
〔大阪〕2023年7月9日(日)~13日(木) 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
■チケット料金:〔東京〕S席12,500円 A席8,000円 B席5,000円
        〔大阪〕全席指定席12,500円
        (全席指定・税込)
■一般発売開始:2023年4月22日(土)(東阪共通)
■お問合せ:梅田芸術劇場(10:00~18:00)
〔東京〕0570-077-039 〔大阪〕06-6377-3888
■企画・制作・主催:梅田芸術劇場
■協力:TBSラジオ(東京公演)/ FM COCOLO(大阪公演)

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