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廣瀬さん・立石さんの横須賀市長表敬訪問記-note限定ウラレポート

こんにちは!梅田芸術劇場公式note編集部です。

ブロードウェイミュージカル『太平洋序曲』開幕前の2023年3月3日、香山弥左衛門役の廣瀬友祐さんと、ジョン万次郎役の立石俊樹さんが、ペリー来航の地・久里浜を訪問しました。

お二人はペリー記念館・ペリー上陸記念碑(ペリー公園)を見学し、後援 横須賀市の上地克明市長を表敬訪問しました。今回はその日の廣瀬さん・立石さんの様子などウラレポートをお届けします!


晴天に恵まれたこの日。朝方から良い天気でしたが、海を背景に撮影した時が、もっとも美しい青空でした。高台から見下ろした横須賀の海は、深く碧く輝いていて、その景色を目にしたお二人は歓声を上げていました。

地下の稽古場で作品作りをする毎日を終え、劇場入りする間の日程でしたが、リフレッシュの機会となったようでした。

最初に訪れたのはペリー公園。海岸からすぐの場所ですが、住宅街の中にある広めの公園で子供たちが楽しそうに遊んでいる様子に目を細めながら、お二人は公園の中にあるペリー記念館へと向かいました。

入り口横にはペリーの銅像があり、記念館の前で横須賀市役所の皆様が出迎えてくださいました。

そこで、顔ハメパネルを見つけた廣瀬さん。早速パネルの穴に顔をハメたところ、まさに香山では!という人物が顔ハメ部分に。その横にいるペリーの前に佇む立石さん。
その様子をみんなが写メを撮り始め、その場が一気に和みました。

館内に入ると正面にペリー来航を再現したジオラマ模型があり、お二人とも来航当時の話に聴き入りながら、その模型に見入っていました。

舞台では、交渉に赴いた香山が「もっと偉い人を連れてこい」と言われ、万次郎が“将軍の次に偉い人”に扮して同行しますが、歴史上では偉い人と言われて向かったのが、香山栄左衛門(香山弥左衛門のモデルとなった人物)だそうで、その交渉となった場が想像されます。

2階には資料が展示されています。新書を受け取った戸田伊豆守氏栄の銅像、上陸した海兵隊員の行進を描いた絵画、世界地図で見るペリー艦隊の移動の様子、ペリーが娘さんに宛てた手紙、ペリー艦隊乗組員の絵など様々。

廣瀬さんは公演公式グッズのイラストも担当されており、日頃から絵を描くこともあって絵に興味を持った様子。
「日本人の方が描いているんですか?」などと質問しながら、当時の外国人を描いた表現の仕方を知ろうと、細部までご覧になっていました。

立石さんは、ペリーの手紙を見ながら「これがペリーの字なんだ!」と新鮮な様子。実際の手紙を見ると、より現実味が増してきます。
廣瀬さんが「ペリーは何歳ぐらいだったんだろう」と呟くと、58歳で来日して4年後に亡くなっているとのこと。

立石さんは「結構晩年なんだね」と驚いていました。さらに、乗組員たちの絵を見ながら、廣瀬さん「普通におしゃれだよね」、立石さん「日本人とは骨格が違う」など、一緒に見入っていました。

また、この後の市長との鼎談の中で廣瀬さんがお話されていたペリー記念館のすごろくは、ペリーになって日本開国のミッションをクリアしようとするゲームでした。興味を持たれたようで、時間があればやりたかった、とお話されていました。

続いて、同じく公園の中にあるペリー上陸記念碑へ。大きな記念碑は高さ4.5メートル、重さは11.4トンに及ぶそう。
1900年にペリー艦隊の一員だったアメリカ退役海軍少将ビィアズリーが来日したことを機に米友協会が中心となって建てたもので、太平洋戦争中は記念碑を倒していたという歴史もあるそうです。

その後、場所を「くりはま花の国」高台のレストラン ロマネリスに移して、いよいよ上地市長表敬訪問です。
出迎えてくださった上地市長のスカジャンに目を輝かせるお二人。特注の一点物だそう。描かれた鷹の羽が浮世絵の波のようにも見えたり、まさに太平洋序曲にぴったり。

青いネクタイは、特注の非売品で、碇とスカリン(横須賀市キャラクター)が織られたものでした。市長のカッコいいファッションに興奮気味のお二人。(後日市長からお二人にネクタイがプレゼントされたそうです)

上地市長は、公演の成功を祈って浦賀にある西叶神社の白星守(勝守)というお守りをプレゼントされていました。ちなみに西叶神社には、廣瀬さん演じる香山栄左衛門の息子が父親をたたえて建てた碑があり、神社の近くには浦賀奉行所があったそうです。

この後、和やかに行われた鼎談の内容は、ぜひ公式HPでご覧ください。

レストラン ロマネリス周辺は、ポピーやネモフィラが一面に美しく咲くそうです。4月初旬から5月までが見頃とのことですので、ぜひ足を運んでみてください。

当日の天気を祈って、市役所の方が可愛いてるてる坊主を作って待っていてくださいました。そのてるてる坊主は、今は楽屋に飾ってあります。
大歓迎してくださった上地市長と横須賀市役所の皆様、お忙しいところ貴重な機会をありがとうございました。                                                                  

                                                                                            ( 取材 岩村美佳 )

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【東京】2023年3月8日(水)~29日(水)@日生劇場
【大阪】2023年4月8日(土)~16日(日)@梅田芸術劇場メインホール

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