ミュージカル『ボディガード』を彩る名曲を一挙紹介!~ジュークボックスミュージカルならではの名曲揃いのミュージカル~
こんにちは!梅田芸術劇場公式 note 編集部です。
現在、東京・東急シアターオーブにて絶賛上演中のミュージカル『ボディガード』。
今回は、『ボディガード』で使用されている楽曲について特集したいと思います。
今作は原作映画でも使用されていたヒットソングがたくさん出てくるジュークボックスミュージカル。
その一曲ずつに曲が発表された年代順にフォーカスを当てて、
最新の舞台写真と共にお届けしたいと思います!
作品のあらすじ・注目ポイントや、弊社社員の魅力紹介など、過去記事も併せてご覧ください👇
1860年代
♪Jesus Loves Me
ミュージカルではレイチェルと姉のニッキー、レイチェルの息子フレッチャーが一緒に歌っている曲。讃美歌をもとに現代ポップスとして仕上げられ、映画『ボディガード』の中でも歌われました。
1970年代
♪ I Will Always Love You(1974年)
本作の主題歌。全米シングルチャート14週連続1位獲得。一世を風靡し大きな話題となりました。「エンダーー(And I)」で始まる「いつもあなたを愛しているわ」というサビは多くの人の耳に残っているのではないでしょうか。
原曲はカントリーミュージックなのですが、映画『ボディガード』では、ケビン・コスナーがこの曲の採用を提案したそう。ケビン・コスナーのプロデューサーとしての一面も垣間見えます。
ミュージカルではレイチェルの間奏数十秒の間での早着替えも要チェックです。
♪Greatest Love Of All(1977年)
記念すべきホイットニー・ヒューストンのデビューアルバム、「そよ風の贈りもの」に収録。
モハメド・アリの伝記映画の主題歌として書き下ろされ、ジョージ・ベンソンが歌ったのが最初です。
(※ちなみにジョージ・ベンソン「Nothing's Gonna Change My Love For You(変わらぬ想い)」は大名曲ですよね。 by現場プロデューサー)
ニューヨークでモデルとして活躍していたところを敏腕プロデューサー、クライヴ・デイヴィスに見出され、デビューを飾りました。全米チャート1位を獲得。
♪I'm Every Woman(1978年)
ファンクの女王であるチャカ・カーンのヒット作(そしてチャカ・カーンのソロデビュー曲でもあります)をカバーし、再びチャートインさせました。
このミュージカルでは、レイチェルがその場で着替えながら、そのまま歌唱シーンへ。
キャストの中でもお気に入りのシーンとしてあげる方が多い、圧倒的ダンスパフォーマンスで魅せるライブナンバーです。
♪Saving All My Love For You(1978年)
レイチェルの姉・ニッキーがジャズバーで歌っている曲。
こちらもデビューアルバム「そよ風の贈りもの」に収録され、全米チャート1位を獲得した曲。
実はこの曲、不倫をテーマにした曲なのです。
1980年代
♪All The Man That I Needed(1982年)
「彼は私に必要な人」と歌い上げる切ないナンバー。
原曲はR&B歌手リンダ・クリフォードのアルバムに収録されていたもので、その後ホイットニーによってカバーされてヒットしました。
♪All At Once(1985年)
こちらも「そよ風の贈りもの」に収録されているバラード。
発売から10年後、なんと日本のドラマの主題歌にもなりました。
♪How Will I Know(1985年)
同じく「そよ風の贈りもの」に収録され、全米チャート1位を獲得、1986年MTV最優秀女性ビデオ賞も受賞しています。
2021年にはクリーン・バンディットがリミックスバージョンを発表しています。
♪I Wanna Dance With Somebody(1987年)
「そよ風の贈りもの」に続くアルバム「ホイットニーII」に収録され、全米チャート1位を獲得しました。
先日のプレスコールでも披露され、カーテンコール時にみんなで盛り上がることができる一曲です。
今回はご来場の皆様にライトスティックをプレゼントしております。カーテンコールの時に光らせて、一緒に盛り上がりましょう!
(ご自身のお気に入りのペンライトを持ってきてももちろん大丈夫です!)
♪So Emotional(1987年)
こちらも「ホイットニーII」に収録され、全米チャート1位を獲得した曲。
♪One Moment In Time(1988年)
1988年のソウルオリンピックの際に、アメリカのオリンピックテレビ中継番組のテーマソングとして使われた壮大なスケールの一曲。
♪Where Do Broken Hearts Go(1988年)
同じく「ホイットニーII」に収録され、全米チャート1位を獲得。
ミュージカルではカラオケバーの女子大学生たちが歌っています。
作曲者は、『スカーレット・ピンパーネル』『ジキル&ハイド』等を作曲し、日本のミュージカルファンにもおなじみのフランク・ワイルドホーンです。
1990年代以降
♪Queen Of The Night(1992年)
「夜の女王」というタイトルどおり、ビートの効いたハードなダンスナンバー。
この舞台冒頭にこの曲の特徴的なドラムの音が鳴り響き、女王レイチェルがステージに降臨します。一気にボルテージがMAXとなる、まさにミュージカル『ボディガード』の開幕を告げる曲です。
ダンサーたちの圧倒的なパフォーマンスも注目ポイントです。
♪Run To You(1993年)
レイチェル、そしてニッキーが心に秘めるフランクへの想いを表した珠玉の名バラード。
映画サントラ盤にも収録されています。
もともとは別れの歌として作成したものをラブソングとして作り直されたそうで、♪I Have Nothing とともに第65回アカデミー賞歌曲賞にノミネートされました。
♪I Have Nothing(1993年)
同じく映画サントラ盤に収録され、ミュージカルでは1幕ラストで歌われる曲です。
「あなたがいなくなれば、私には何もない」という歌詞が印象的で、アカデミー賞歌曲賞にノミネートされました。
♪Million Dollar Bill(2009年)
7thアルバム「アイ・ルック・トゥ・ユー」に収録されている、ディスコ・ミュージックを彷彿とさせる曲です。
ミュージカル『ボディガード』の楽曲紹介、いかがでしたか?
素晴らしいヒットソングが満載のミュージカル『ボディガード』。
ホイットニー・ヒューストンのヒットソングを聴いて観劇前に予習していただいたり、観劇後にも聴いて余韻に浸っていただいたりと、いつでも楽しめる作品なのではないでしょうか。
これらの曲を生で聴くことができるのもミュージカルならではの楽しみ方。
ぜひミュージカル『ボディガード』を何度でも楽しんでいただけたら嬉しいです。
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